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カメラの保管方法はドライボックスで湿度対策!防湿庫はいらない?

2022年8月2日

防湿庫とドライボックス

カメラはどうやって保管するのがいいの?

初めてカメラを買った初心者の方は

まずこれが困るんじゃないでしょうか。

高価な製品ですので

できれば長持ちさせたいですよね。


この記事では自宅での

カメラの保管方法について解説します。

実際に私が3年以上やっていて

全くトラブルが発生しなかった方法をお伝えしますので

参考にされてみてください。

3年以上ノートラブルのカメラ保管方法

最初に私がやっている保管方法を紹介してから

一般的なお話をしていきます。

 

私が使っているのは以下の製品です。

・ナカバヤシ ドライボックス

・HAKUBA乾燥剤

・ThermoPro湿度計

それぞれ詳しくみていきます。

 

ナカバヤシ ドライボックス

カメラを保管するケース本体です。

ちょうどいいサイズ感と使い勝手の良さで

とても気に入り3年以上使い続けています。

 

現在ボックスには以下が入っています。

ボディ:α7R III

ボディ:α7S III

レンズ:FE 16-35mm F2.8 GM

レンズ:FE 24-70mm F2.8 GM II

レンズ:FE 70-200mm F2.8 GM II

レンズ:sigma 105mm F2.8 DG DN MACRO ART

テレコン:SEL20TC

 

最初は機材が少ない初心者の方も

このクラスのドライボックスを買っておけば

徐々にレンズが増えても問題なく使えます。

(私がそうだったように・・・)

 

HAKUBA乾燥剤

ドライボックス単体では

湿度を調整する機能はありません。

湿度調整のための乾燥剤を入れる必要があります。

 

私はHAKUBAの乾燥剤を使っています。

機材にとっては湿度30〜50%が

適していると言われていますが、

湿度の高い梅雨の時期でも

45%前後をキープしていました。

 

ドライボックスへの入れ方に

決まりはありませんが

底面にあると邪魔だと感じたので

乾燥剤4つを四方の壁にテープで貼り付けています。

 

ThermoPro 湿度計

ドライボックス本体に湿度計は付いていますが

アナログで見づらいと感じたので

別購入したデジタル表示の湿度計を入れています。

 

私は湿度を把握していた方が

安心するので使っていますが

カメラを適切に保管するという目的だけで考えれば

こちらは無くても構いません。

 

以上が私が実際に3年以上やっている

カメラの保管方法です。

中に入れるカメラやレンズが

増えたり減ったりしながら

これまでカビなどのトラブルはありません。

 

合計100万円以上の機材を入れているので

本来は高価な防湿庫を使うべきなのかもしれませんが、

適した湿度に保つという目的は

ドライボックスで達成できているので

これからもこのまま使い続けるつもりです。

 

カメラの保管にドライボックスや防湿庫は必要?

ここからはカメラの保管方法についての

一般的なお話をしていきます。

まずはカメラの保管に

ドライボックスや防湿庫などの

湿度調整の道具が必要かどうかについてです。

 

結論としては必要だと私は思っています。

一番の理由はレンズのカビ防止です。

見たことがない方もいると思いますが

レンズ内にはカビが発生します。

 

ちょっとしたカビであれば

ほとんどのシーンで写真には影響ありません。

レンズ面全体に発生した場合は

強い光を写真内に入れて撮影した際など

影響が出る可能性が少なからずあります。

 

ただ私が思うカビ発生の一番のデメリットは

撮影のモチベーションが下がることです。

カビが発生するのを見つけたらとてもショックですよ。

撮影には影響しないとしても

そのレンズを使うのが嫌になるかもしれません。

 

そしてカビが発生したレンズは

カメラの買取店などに持って行っても

査定額が下がります。

使いたくない、売ったとしても安い。。。

カビはほんと良いことないです。

 

であれば、少しの手間をかけて

ドライボックスや防湿庫を使って

カビ防止措置をした方が

私は良いと思います。

 

ドライボックスと防湿庫の違い どっちが良い?

カメラ保管時の湿度対策は

「ドライボックス」か「防湿庫」となります。

どっちが良いか論争が色々なところで起こっていますが

私は先ほどドライボックスを使っていると言った通り

防湿庫よりドライボックスの方が良いと思っています。

 

両者の違いと合わせて

なぜドライボックスを使っているかを

お伝えします。

 

ドライボックスのメリット

私が思うドライボックスのメリットは

・防湿庫より場所を取らない

・電源が不要

・安価

の3つです。

 

防湿庫の実物を見たことがありますか?

以下のようなものなのですが、

自宅のスペースに余裕があれば良いですが

そうでなければ個人的には邪魔だと感じます。

 

小さめの商品もありますがそれでも大きいですし

大きさの割に使えるスペースが少ないです。

電動ですし、機構として仕方ないんでしょうね。

 

それと比べてドライボックスは

小さめのものでも十分な収容能力があり

電源も不要なのでどこにでも置けます。

内部にクッションを入れるなどの工夫は必要ですが

ドライボックスをそのまま

車に乗せて出かけるということもできます。

 

価格はドライボックスの方が

圧倒的に安価です。

除湿剤の購入が別途必要になりますが

それを考えても低コストです。

 

ドライボックスのデメリット

数年使っている自分としては

それほどデメリットに感じていませんが

以下が挙げられると思います。

・除湿剤交換の手間がかかる

・安心感が低い

 

防湿庫は電源を入れていれば

メンテナンスの手間なく

そのまま使い続けることができますが、

ドライボックスの場合は

除湿剤の効果が下がり

ボックス内の湿度が上がり始めたら

除湿剤を交換する必要があります。

数ヶ月に1回程度なので

私はそれほど手間に感じていませんが、

何もしたくないという方は

防湿庫の方がいいかもしれません。

 

安心感は防湿庫の方が高いかもしれません。

見た目の剛質感はもちろん

湿度をキープする能力も

防湿庫の方が高いです。

 

ドライボックスは

カメラを出し入れするために

蓋を開け閉めすると

数%湿度が上がり

再び下がるまでに数時間かかります。

これが気になる場合は

防湿庫の方がいいでしょうね。

 

さいごに

今回はカメラの保管方法について

私が3年以上やっている方法と

ドライボックスと防湿庫の

メリットデメリットについてお伝えしました。

私はドライボックスが良いという

結論に至りましたが

今回の内容で防湿庫が良いと感じたのであれば

防湿庫を使うのが良いと思います。

 

絶対的にどちらかが良いのではなく

違いがあるだけで、どちらが好みか、ですから。

 

最後に私が使っている製品を

再度ご紹介しておきます。

 

それでは!


  • この記事を書いた人
Kazu

Kazu

オンラインカメラショップ店長|写真撮影|動画制作|ホームページ制作|福岡県在住|41歳|35都道府県訪問|美味しいものを食べていれば幸せ

「旅」と「カメラ」をテーマに実体験を元にした記事を書いてます

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