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一眼レフとミラーレスの違いは?写真の画質や値段について考えてみた

一眼レフとミラーレスの違い

本格的なカメラを買おうと思ったときに、まずぶつかるのは「一眼レフ」と「ミラーレスカメラ」というものがあるけど、その違いって何?どっちが良いの?ということではないでしょうか。

この記事ではそういったカメラ初心者の方向けに一眼レフとミラーレスの違いについて解説します。

最初に一般的な解説をした後で、カメラ歴6年(2024年時点)の私の考えも合わせて載せてみます。

一眼レフとミラーレスカメラの基本的な違い

最初に一眼レフとミラーレスそれぞれについて、メリットやその特徴を紹介します。

一眼レフカメラの特徴とメリット

一眼レフカメラは、その高い画質と性能の良さで知られています。

最大の特徴は、光学ビューファインダーを通じて撮影者がレンズを通して直接被写体を見ることができる点です。

これにより、画像の構図やフォーカスをリアルタイムで正確に行うことができます。

また、一眼レフカメラは、高速なオートフォーカスと連続撮影機能を備えているため、スポーツや野生動物など動きの速い被写体の撮影に適しています。


一眼レフカメラのもう一つのメリットは、交換レンズの選択肢の多さです。

幅広いレンズの選択肢があり、風景からポートレート、マクロ撮影まで多様な撮影が可能です。

さらに、センサーサイズが大きいため、低照度条件下でも優れた画質を提供します。

これにより、夜間や室内での撮影でも鮮明な写真を撮ることができます。


しかし、一眼レフカメラはそのサイズと重量が大きいことがデメリットとして挙げられます。

ただ、その堅牢性と耐久性はプロの写真家にとって重要な要素であり、厳しい環境下でも安定したパフォーマンスを発揮します。

以上の特徴とメリットを踏まえ、一眼レフカメラは多くの撮影シチュエーションにおいて優れた選択肢となります。


初心者の方向けの一眼レフカメラの例

ミラーレスカメラの特徴とメリット

ミラーレスカメラは、そのコンパクトなサイズと軽量な設計で注目されています。

ミラーレスという名前は、これらのカメラが一眼レフカメラのミラーシステムを排除していることに由来します。

この設計により、ミラーレスカメラは持ち運びやすく、日常的な撮影や旅行に適しています。


ミラーレスカメラの主なメリットの一つは、電子ビューファインダー(EVF)または液晶画面を使用してリアルタイムで画像をプレビューできることです。

これにより、露出や色彩の変更がリアルタイムで確認でき、撮影前に画像の仕上がりを予測することができます。

また、多くのミラーレスカメラには、高度なビデオ撮影機能が搭載されており、4Kビデオ撮影なども可能です。


さらに、ミラーレスカメラは一眼レフカメラと比較して静か(機種によってはサイレント撮影も可能)で、動きの速いシーンや静かな環境での撮影に適しています。

また、最新のミラーレスカメラは高速なオートフォーカスシステムを備えており、追従撮影や瞬間的なショットも容易に捉えることができます。

ミラーレスカメラはレンズの交換が可能で、幅広いレンズの選択肢がありますが、一眼レフカメラに比べると選択肢は若干限られる場合があります。

しかし、その軽量さと多機能性により、特に旅行や日常の撮影、ビデオ撮影において優れた選択肢となります。


初心者の方向けのミラーレスカメラの例

画質の比較:一眼レフvsミラーレス

ここでは一眼レフとミラーレスの画質の違いについて説明します。

一眼レフカメラでの画質の特徴

一眼レフカメラの画質は、大きなセンサーサイズと高品質な光学系によって特徴づけられます。

この大型センサーは、豊かなディテールと広いダイナミックレンジを提供し、特に低照度環境下での性能が優れています。

ノイズが少なく、細部まで鮮明な画像が得られます。


色再現性においても、一眼レフカメラは優れています。

自然でリアルな色調とコントラストを実現し、特にプロフェッショナルな写真撮影において重要です。

風景、ポートレート、スタジオ撮影など、さまざまなシーンで真に印象的な画像を生成します。


また、一眼レフカメラは高品質なレンズとの組み合わせにより、撮影の柔軟性が高まります。

レンズの交換により、異なる焦点距離や開口部を活用して、さまざまな写真表現を実現できます。


これらの特徴により、一眼レフカメラは、特に高い画質を求めるプロフェッショナルや熱心なアマチュア写真家にとって、理想的な選択となります。


ミラーレスカメラでの画質の特徴

ミラーレスカメラの画質は、その革新的な技術とコンパクトな設計によって特徴づけられます。

多くのミラーレスカメラは大型センサーを搭載しており、これにより高い解像度と優れたダイナミックレンジを実現しています。

特に最近のモデルでは、一眼レフカメラに匹敵する、あるいはそれを超える画質を提供するものもあります。


ミラーレスカメラの大きな利点の一つは、電子ビューファインダー(EVF)を通じて撮影者がリアルタイムで画像の露出や色彩を確認できることです。

これにより、撮影者は撮影条件を細かく調整し、意図した通りの画像を作り出すことが可能になります。

また、多くのミラーレスカメラは高感度性能に優れており、低照度条件下でもノイズの少ないクリアな画像を捉えることができます。


ビデオ撮影においても、ミラーレスカメラは優れた性能を発揮します。

4K解像度での撮影能力を備えたモデルが多く、高い画質の動画撮影にも適しています。

さらに、コンパクトなボディと軽量設計により、手持ちでの撮影や移動しながらの撮影が容易であり、これも画質の向上に寄与しています。


ミラーレスカメラは、レンズ交換が可能であり、さまざまな種類のレンズを使って幅広い撮影が行えます。

これにより、風景、ポートレート、マクロ撮影など、多岐にわたるシチュエーションで高い画質を実現します。


総じて、ミラーレスカメラはその先進的な技術と機能性により、優れた画質を提供します。

特に動きのあるシーンやビデオ撮影、日常の持ち運びに便利なカメラを求めるユーザーにとって理想的な選択肢です。


価格とコストパフォーマンスについて考えてみた

新品で購入する場合は、一眼レフでもミラーレスカメラでは同じ性能であれば近い価格帯となっています。

しかしながら、ここ数年で一気に普及したミラーレスと違い、一眼レフは数十年の歴史があり、コストパフォーマンスの高い中古商品の流通量が豊富です。

どうしても新品が良いという方には向きませんが、中古でも良い場合は現行機種と同程度の性能で数万円安い場合も多いです。

個人的な考えですが、一眼レフの性能はもう上がるところまで上がりきったと思っていて、新しい機種が出ても革新的な進化はなく、以前の機種と大きな違いがない状況です。

それが中古商品のコスパを上げている理由だと思っています。


カメラにはシャッター数などの寿命があり、中古は大丈夫なのか?という心配を持たれる方もいますが、初心者向けの機種でも5万枚以上は撮影可能だと言われていて、月に1000枚撮ったとしても4年は大丈夫な枚数です。

そもそも初心者の方が毎月1000枚も撮るとは考えづらく、シャッター数だけ考慮した場合の寿命はもっと長くなるでしょうか。

私はずっと中古のカメラを使ってきていますが、買い換える前に故障したことはありません。

特に一眼レフを購入する場合、「新品」にこだわりがなければ中古の商品をオススメします。


さいごに

この記事では一眼レフとミラーレスの違いについて解説しました。

絶対にこちらが良い!というのは現時点ではなく、初心者の方でしたら好みで選んでも撮影を楽しめると思います。

今回の内容が購入で迷っていた方の参考になれば幸いです。


それでは!

  • この記事を書いた人
Kazu

Kazu

オンラインカメラショップ店長|写真撮影|動画制作|ホームページ制作|福岡県在住|40歳|既婚、子供2人(3歳、1歳)|35都道府県訪問|美味しいものを食べていれば幸せ

「旅」と「カメラ」をテーマに実体験を元にした記事を書いてます

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